2012年8月24日金曜日

退院後、自宅での自主トレーニングの効果

昨日、人工膝関節全置換術をされて1か月前に退院した患者さんが、退院後1か月検診後にリハビリ室に来られました。
 
退院後も膝の状態に合わせ約1~3か月間、週1~3日間を目安に術後のリハビリ期間として通院していただいています。
手術を受けられる患者さんの中には遠方からの方も多く、どうしても術後リハビリに通えない方もいらっしゃいます。
 
術後のリハビリは入院期間中も大事ですが、退院してからの自主トレーニングが特に大事と言われており、退院される際に、担当の理学療法士から通院する、しないにかかわらず自宅での自主トレニングとして膝の運動メニューをお渡ししています。
 
今回の患者さんは遠方のため、術後のリハビリに通えないので写真のようなカレンダーを一緒にお渡ししました。
退院の際に「次回の診察までの約1か月間、自主トレをやったに日をチェックをして持ってきて下さい」とお願いしていました。
 
入院期間中は同じような膝の手術をした患者さんがいらっしゃるので、リハビリも頑張れるのですが、退院して自主トレーニングを一人で行うということは決して簡単ではないと思います。
 
昨日、診察を終えた患者さんがリハビリ室にいらっしやって「自主トレ、やってたよ~!!」と言ってカレンダーを渡してくれました。
カレンダーを見るとほぼ毎日、朝晩と自主トレを行ってくれていました。
その後、膝の状態を診させていただきましたが、状態もとても良く、なんと床からの立ち座りも上手に出来るようになっていました。
 
本当に「努力の賜物」です!!
 
自主トレーニングのメニューは、
1.仰向けでの簡単な膝の曲げ伸ばし
2.仰向けでの膝抱え
3.椅子に座っての膝の曲げ伸ばし
など、それほど難易度の高くない運動です。
 
次回の膝痛教室でも、運動をご紹介させていただきますのでご興味のある方は是非、ご参加ください!!