2013年7月24日水曜日

ヨーロッパ旅行

人工膝関節置換術後3年経過した80代女性がみえました。
彼女は、6月末から1週間ドイツからスイス、パリまで旅行をされたそうです。
御本人が写真をもってきて感想を聞かせてくださったので、ご紹介させていただきたいと思います(掲載に関して御本人から了承をいただいています)。


娘にヨーロッパへ旅行に行こうと誘われた時は、膝が心配で行こうかどうしようか迷いました。
手術をして膝が良くなったとはいえ、術後は遠方へ旅行に行ったこともなく、自信がありませんでした。
しかし、娘に「大丈夫よ」と言われ行くことにしました。
実際に、旅行に行ってみると思ったより歩けました。
ドイツの石畳やドイツの城壁の階段、スイスの登山鉄道など、難しいかなと思った所も、他の人に遅れをとることもなく、スイスイと歩け自分でも驚きました。
特に石の階段を昇り降りはとても心配でしたが、スムーズにでき、とても良かったです。

旅行先では、地下鉄を乗り降りし毎日毎日歩き続けました。
これほど、歩いたので東京に帰ってきてから膝が痛くなるかと思いましたが、全く痛くならず、旅行後かえって足がよく動く感じがします。

なんと言っても、今回の旅行で自信がつきました。
そして、今まで以上に活動的に外出できるようになりました。
手術していなければ、杖をついた状態で膝が痛くて、他の人に遅れてついていけないので旅行には行かなかったと思います。

今、とても幸せです。


ドイツの街の石畳



城壁の階段




スイスの登山鉄道





2013年7月23日火曜日

両人工膝関節全置換術後、約10か月で富士登山

昨年9月に両人工膝関節全置換術をされた患者さんが、「富士登山に行ってきたよ」と御本人から報告があり写真まで見せていただきました。

 今年の富士山は世界遺産に登録され例年になく人も多いようです。

登山開始予定であった5合目の駐車場は満車で少し下の駐車場になってしまい、5合目まで道路を1時間程歩いて5合目まで行かれたそうです。

 5合目から登山を始め、7合目まで行かれ河口湖や山中湖もしっかり見れたそうです。
 
本来は頂上まで登山予定であったそうですが、今回は条件が合わず7合目で下山したそうですが登山時間4時間、膝の痛みもなく登山するとこが出来たそうです。

 手術を受けられ両膝に関しては、「痛みもなくしっかりと登山できた」と笑顔でお話しされていました。
 
是非、次は頂上に行って欲しいですね!!

術後、約10か月で登山ができるようになるとはご本人も思っていなかったようです。

入院中もしっかりとリハビリをされ、退院後も自宅が遠方のためにリハビリに通うとこはできませんでしたが、自宅でしっかりとリハビリをされていたようです。

 先日も両人工膝関節全置換術を受けられた患者さんが「ゴルフに行ってきた」というお話をご紹介させていただきましたが、人工膝関節の手術を受けられ、「術前には痛があって行えなかった趣味や活動ができるようになった」という患者さんからのご報告はとても嬉しいものです。
 








 
※写真の掲載はご本人からのご了承を得て、掲載させて頂いています。

2013年5月21日火曜日

人工膝関節全置換術(TKA)後のスポーツ

先日、両側TKA後の患者さんから嬉しいお知らせがありました。

両側TKAの手術を受け,退院後にリハビリに通われている患者さんご本人から「この前、ゴルフに行ってきたよ!!」というお話をリハビリ中に聞きました。

2月に手術を受け、3月下旬に退院された患者さんです。

退院後、約1か月半で趣味であるゴルフに行かれたそうです。

術前はゴルフ中、歩くごとに膝に痛みが出て、またゴルフ場内での坂道はとても苦痛であったそうです。

今回の手術により、
「ゴルフ中の膝の痛みもなく、また坂道も痛みなく昇り降りできた!!」
と嬉しそうにお話しされていました。

しっかりと18ホール、プレー出来たそうです!!

人工膝関節後に水泳、踊り、ダンスなど行った患者さんはいましたが、ゴルフは初めてでしたのでスタッフ一同、とても嬉しく思いました。

定期検診の際には、またお話を聞かせて下さいね。







 
 
 

 




やればできる!!

 

今日、すごく嬉しい報告がありました!

先日退院した患者さんが、自転車に乗って笑顔で外来リハビリにいらしたのです。
この患者さんにとっては、入院中から「自転車に乗ること」が最大の目標でした。

この方は、人工膝関節全置換術(TKA)を両側おこないました。
(手術日:H25年4月4日に右TKA、4月18日に左TKA)
入院中の術後リハビリでは思うように膝が曲がらず、自転車に乗ることをあきらめかけた時期もありました。
しかし、入院中からリハビリ以外の時間にも自主トレーニングを一生懸命おこない、人一倍努力を重ねてきたのです。

退院時、「外来リハビリに通うときは、絶対自転車で来るからね!!」と満面の笑顔で話してくれたことが今でも鮮明に思い出されます。

まだ少しぎこちなさはありますが、自転車に乗っている彼女を間近で見た瞬間、本当に努力の賜物だなぁとつくづく思いました。

術後リハビリでは思うようにいかないこともあると思いますが、患者さん自身がしっかりと目標を持ってリハビリをすることが大切だとあらためて実感しています。

彼女自身、まだまだ高い目標を持って、これからも走り続けることでしょう。

「私の第二の人生が始まった!!」と笑顔で話してくれた顔がキラキラと輝いていました!!

「やればできる!!」と、彼女はいつも話していました。



 

                         自転車に乗る様子




2013年4月11日木曜日

両側同時人工膝関節単顆置換術(UKA)~術後約3週間で退院~

両側同時人工膝関節単顆置換術(UKA)を行った患者さんが退院されました。

退院の日には、独歩で歩くことが可能となりました。

両側同時と言うこともあり、周りの患者さんからも驚かれていました。

同室の人工膝関節置換術(TKA)の患者さんと、リハビリ以外の時間も病棟内を歩いたり、階段の練習をしたり、屋上に行ったりして退院に向けて頑張っていました。

人工関節を受けた患者さんがお互いに励まし合い、リハビリを頑張ってっている姿がとても印象的でした。

お二人とも「同時期に退院する」という目標に向かい頑張ってこられ、それが実現できて本当に良かったですね!
退院後も交流を続けて下さいね!!





2013年3月16日土曜日

人工膝関節単顆置換術(UKA)~術後3週間で職場復帰~

人工膝関節単顆置換術(UKA)の手術を受け、術後3週で職場に復帰された患者さんの職場を見学に行ってきました。

患者さんは美容院で働かれており、長時間の立ち仕事の為に膝痛がひどく、通勤や仕事に支障をきたし、近所への買い物の際などの自転車での移動が困難になってきたので手術を受けられました。

術後3週で職場に戻られ、立ち仕事も痛みなくこなすことが出来ているようです。
何より驚いたのが、動きの速さ、機敏さです!!

どちらの膝を手術したのか分からないぐらい機敏に動かれていました。

ますますご活躍くださいますよう、心より期待しております。



2013年3月4日月曜日

人工膝関節単顆置換術(UKA)~術後2週間で退院~

人工膝関節単顆置換術(UKA)を受け、2週間後に退院した患者さんです。
 
最小侵襲手術(傷が小さい)&筋肉を切らない術式により術創部の回復も早く、退院時には杖なしで歩け、自転車の練習も開始できました。
 
術前は膝が痛く足を引きずりながら歩行をされていましたが、術後は歩行時の痛みもほとんどなく
階段昇降時の不安も解消され、歩行距離も術前より延長できそうです。
来週には仕事に復帰されるそうです。
 
そして入院中には、運動+食事により目標であった減量をすることも出来ました!!
 
退院後もしっかりと自主トレをしていただき、さらに膝の機能回復に努めてもらいたいです。
 
 
下の映像は「退院時の歩行」と「エルゴメターで自転車の練習中」です。
 
「退院時の歩行」
 

 
                    「エルゴメーターにて自転車の練習」